こんにちはアパッチです。
今回から各メーカーの特徴を
紹介していきたいと思います。
まずは、我が家にも搭載してる、
「ソーラーフロンティア」
太陽光に興味が無い人は
あまり知らないメーカーかも知れませんね・・・
ですが、太陽光のメーカーでは有名なメーカーです。
評価の高いので言えば・・・
①実発電量がTOPクラス
②価格が安い
③国産メーカー
デメリットの部分では
①変換効率が悪い
等があります。
それでは順番に説明していきます。
①実発電量がTOPクラス
ソーラーフロンティアは
CIS太陽電池で、
主成分に銅(Copper)
インジウム(Indium)
セレン(Selenium)を使用し、
3つの頭文字からCISと呼ばれています。
なぜ実発電量が多いのか?
それには3つの理由があります。
1.高温時の出力ロスが少ない
太陽電池は25℃の時にもっとも発電し、
温度が上がったり下がったりすると
出力が低下する傾向があります。
夏場のパネルは暑いときは60℃~80℃にもなり、
温度の影響はかなり大きくなります。
結晶系太陽電池の場合、
75℃のときにおよそ最大出力の80%ほどまで低下しますが、
CIS系太陽電池の場合には85%ほどにとどまり、
結晶系太陽電池よりも出力の低下を抑えることができます。
2.部分的な影の影響が少ない
結晶系太陽電池はパネル同士の接続の構造上、
影がかかると影がかかったパネル以外にも
影響が出てきてしまいます。
CIS系太陽電池は、パネル同士が影響しない
構造になっているため、
影の影響が結晶系太陽電池に比べて少なくなります。
3.太陽光に当てると実際の出力がUP
結晶系太陽電池は、
出荷時が一番変換効率が高くなりますが、
CIS系太陽電池は太陽光にさらされることによって、
10日ほどかけて出力が最大10%ほど上昇する
「光照射効果」という特性があります。
そのため、出荷時の出力よりも多く発電するのです。
4.朝夕でも発電効率の劣化が少ない
朝方と夕方は空が赤くなりますが、
これは太陽から届くエネルギーが昼間に比べて
オゾン層によって制限されるために起こります。
この時、結晶系太陽電池は発電効率が
著しく低くなりますが、
CIS系太陽電池は制限された光でもある程度
発電する特性がありますので、
結晶系太陽電池に比べて多く発電します。
ソーラーフロンティアのパネルが黒いのはこの特性によるものです。
以上の事から、結晶系太陽電池のパネルに比べて
実発電量が多いと言えます。
②価格が安い
ソーラーフロンティアの価格帯は、
低めに設定されてます。
2017年度では、ほとんどの業者が
1kwあたり30万円を下回ってます。
③国産メーカー
日本のメーカーであっても、
製造を海外を拠点としてるメーカーが多い中、
ソーラーフロンティアは日本製にこだわって
製造を続けている数少ないメーカーです。
それでは、デメリットの部分を見て行きましょう。
①変換効率が悪い
変換効率とは、発電設備がエネルギー源を
どれだけ電力に変換することができるかが
分かる指標のことを言います。
例えば1m四方のパネルがあったとすると、
そのパネル1枚の出力が180Wなら
その効率は18%になります。
単結晶パネルの最高が20%を
超えるものがありますが、
ソーラーフロンティアはその効率が
14%ぐらいしかありません。
簡単に言えば、面積の割に容量が少ないって事です。
じゃあ、何がデメリットか・・・?
同じ4kwの容量を載せるにしても、
屋根の広さが居るって事です。
ちなみに我が家は、東芝なら6kwのパネルが
載るよって言われました。
が、費用対効果を重視して、あえて、
「ソーラーフロンティア」を選んだわけですが・・・
「ソーラーフロンティア」のデメリット
と言えばこのぐらいかな・・・
「ソーラーパートナーズ」のサイトでは
太陽光に関しての情報がたくさんあるので
参考になりますよ!
僕も、勉強させてもらいました・・・
次回も引き続き、各メーカーの特徴を紹介します。
最後まで読んで頂き有難うございます。
これからも宜しくお願いします。
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